1982 Harley-Davidson FXB Sturgis
 
HeadLine
Harley-Davidson FXB Sturgis '82
ほぼ1年半放置してました・・・
復活に向けて準備開始
ガンバラナクッチャ(´ヘ`;)ハァ~
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昨年の11月、フロントシリンダーのベースガスケットからのオイル滲みを解消しようと思って、何気なく始めた作業。
ヘッドを開けてビックリ、あれよあれよというまに腰上オーバーホールとなり、自分の未熟さからクランクケース割って腰下まで?の一歩手前まで行ってしまった「ベースガスケット交換」
2009年のシーズンも残り少なくなった8月まで引っ張るとは誰が想像したでしょう。

ようやくここに来て真のファイナルと言える?であろうところまで漕ぎつけました。

長かった…疲れたよww



さて、一気に書いてしまいます。
(例によって画像少なめです┏o)

8/22土曜。
朝からあまり天気は良くなかったです。雨こそ落ちてきてませんでしたが…
いよいよヘッドを載っけて、復活する日が来ました。
朝のウチは54B師のケーブル探しとか足りなくなるであろうパーツ購入で出かけて、
作業は10時過ぎからでした。

気がつけば二度も開けてます。
リアシリンダーのExhaust側のヘッドボルトさえ入れ忘れなければ大丈夫ですww
今回もガスケットフィットを使います。
ただ、前回はつけすぎて後にはみ出してきたので今回は少なめにしました。
まず、ガスケットフィットを塗る前に一旦ガスケットをあてがってみます。
オイルの戻り穴のところをガスケットで塞いでいないか確認します。
ボルト穴を合わせるとちょっと塞ぎ気味だったので、Reamerで若干拡げました。
前後のシリンダー、それぞれのガスケットを合わせた後はいよいよヘッドを載っけます。
大体アバウトな位置でまずボルトを入れておきます。
その後、ジグとマニホールドをあてがって、ヘッドの位置決め。
ここで適当にやってしまうと、キャブをつけたときにマニホールドから二次エアを吸うことになるので慎重に。
マニホールドとの位置が決まったら、本締めに入ります。
規定トルクは75Nmと結構高トルクです。
締め込む順番は、オイルの戻り穴に一番近いところから星形に締めていきます。
25Nm→40Nm→60Nmと締めていって、最後に75Nmでキメ。

この時、54B師からメール。
三国峠から旭川に向かっているとのこと。
急がなくては(笑)

プッシュロッド張り、キャブの取付、コイル、クラッチケーブルの取付を済ませたところで54B師が到着しました。
師は早速スピードメーターケーブルのメンテ、自分はタンク取付前に始動させるべく、メーターのみ取り付けて、いよいよ火入れ。
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この画像はちょっと前のヤツですが、
今はガス供給のボトルもversionupして
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こんな感じ。
バイク屋さんみたいです(^。^)v

後はセルを回すだけ の状態まで漕ぎつけ、プラグを外した状態でキックにてクランキングします。
変な引っかかりや異音が無いのを確認していよいよプラグ装着。
エンジン始動です。
数回のクランキングでエンジンが目覚めました!
異音も白煙も黒煙も(黒煙は最初ちょっと出たかな)吐きません。
思わず師と握手しました。
ドライバーを使ってロッカーカバーの音を聴いてみましたがタペット音も無く大丈夫そうです。
油圧も始動時40psi、温まった今も20psiで安定してます(油温100F)。

もう乗れますね大丈夫ですね…師に聞くでもなく独り言でもなくつぶやいてしまいました。
たぶんスタ次に訊いたんじゃないかと(笑)

タンクをつけ、走れる状態になったので2台でお出かけしましょうと言うことになり、
先週は行けなかった西神楽のTimeTunnelへ。
ついに念願のFXBRun!
疾走する2台のFXB!(疾走と言っても慣らし中なので…)
傍からはどう見えたのかはわかりませんが、自分は気分最高でした。
(あまりに気持ちよかったのか速度出し過ぎ!と師に怒られちゃいましたが)
TimeTunnelに着いたときにはもう夕暮れでした。
ここで晩飯もとお勧めのドリアを食べ、せっかくですので地元のショベル乗りのジェリーサンも呼んで
お互いを紹介しました。

気がつけばもう8時を回り、雨も心配だったのでお開きに。
再びグラージに戻り、師を宿に送ってスタ次再始動の記念日は終了。

翌日のTheMACKSHOWに2台で乗り付けるために晴れるのを祈るばかりですw



そして23日夕刻…
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若干小雨でしたが、2台で出発。

MACKSHOWも最高でした。

がんばった甲斐があったかな…


まだまだキャブの調整、ベルトの鳴きの手当等々やるべき事は山積みです。
ヘッドも完全ではないですし、シリンダーも前後揃えたいし、終わりは無いような気もします。

でもとりあえず今回の弄り壊しはひとまず完了の日を迎えたと言うことで。

あぁ お疲れ自分!www




オマケ
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スタ次とスタさんを並べてみました。


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chippieのFXDLも一緒に記念撮影(笑)
背景が小汚いのは見なかった事にしてくださいw



その翌週…HDNのtaku氏と初山別にて。
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点検大事ですw


開拓農道浜更岸線
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あとがき みたいな?

9ヶ月に渡り、多くの助言、ご教示をいただいた師匠の皆様、諸先輩方々、ありがとうございました。
また貴重な情報をwebに上げてくださっている先輩諸兄にも感謝いたします。
くじけそうになって放り投げそうになったとき、ケツを叩いてくれたw友人にも、
そして辛抱強く生温かくブログを見守ってくれた皆さんにも・・・
おかげさまでまた走り出すことが出来ました ありがとうございます┏o
そしてこれからもよろしくお願いいたします。┏o×100 

ちなみに 弄り壊しはこの先、たぶんずーっと To Be Continued ですww
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長々とお付き合いありがとうございます。
ようやくゴールが見えてきた感じですが・・・
まぁ何をもってゴールとするかは人によって違いますから(自爆)

さて、なんとか使える(たぶんね)状態までケース内とオイルタンク内を清掃したスタ次です。
後は発注したCylinderとPiston類がくるのを待つだけとなりました。

Cylinderが仕上げをしなければならないとは思ってもいませんでしたので、
ちょっと時間的に厳しい感じはしますが、予定通り金曜(21日)午前中に届いてくれれば、
リミットには間に合いそうです。

それまでやれることはやっておきましょう。
まず、クランクケース側のガスケット剥がし。
これはガスケットフィットのお陰と、組んでからそう時間が経っていないお陰もあって、スムースにいきました。


この際ですからFrontHeadも一旦外して、中の状態も見てみることにします。
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FrontHeadのクラックの状態です。
最初に組んだときはわからなかったのですが、今回ヘッドを下ろす際にヘッドボルトを抜いて、気が付きました。
クラックの入っているボルト穴にオイルまわってます。
ボルトがオイリーでした(T-T)
やはり、クラックについては早急に手を打たないと駄目なようです。
あぁ また冬のメニューが増えました・・・

ニューシリンダーを待つスタ次・・・
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やり残したことは無いだろうか?
パーツが揃って、組むときに何か足りなくなるようなモノは無いだろうか?
何回もシミュレーションしてパーツ、工具を確認します。
(最初の時にやっておけば、コンナ事にはならんかったろう・・・というツッコミは勘弁してくださいw)

明けて21日、昼前にブツが到着。
昼飯もそこそこに内燃機やへGo!ですw
クリアランスの指示は0.05mm。
残念ながらトルクプレートが間に合いませんでしたので、今回は素で仕上げてもらうことにしました。
フロントをやるときにはリアも一緒にトルクプレート使って仕上げようと思います。

納期は余裕を見て土曜午前中とのことでしたが、もし早く上がれば連絡もらうことにして戻りました。
気が急いて、仕事どころじゃありませんww
仕事するふりをしながら、リングのバリ取りをしてたのはココだけの話です。

5時少し前に内燃機やサンから電話が。
「5時過ぎには上がると思うよ」とのこと。
ダッシュで向かいブツを受け取ってきました。
今回はボーリングせずにホーニングだけで済んだようです。
お値段もお安く8000円弱で済みました。(^。^;)ホッ

さて、グラージに戻り、着替えてすぐに作業開始です。
相変わらずテンパってましたので、写真撮るのも忘れてます(^^;)

で、シリンダー載っかった画。
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前後のシリンダーの色が違うのが気になります。
TERU工場長にも(前後でシリンダーサイズが違うのは)「どうなるか想像もつかない」と言われました。
が、今はこれが最速最良の手段なので、逆に言えば良いモデルケースになると勝手に信じることにしました(笑)

かなり慎重に作業したため、ココまでで作業開始後3時間以上経ってます。

リアシリンダーのベースナットは最初社外のA?Coneタイプが付いていました。
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が、これが既定トルク掛けると、ずるっと舐めてしまうほど劣化していましたので、
今回パーカライズド加工されたナットを頼んでみました。
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ショベルの純正ベースナットはちょっと特殊なサイズで、ナットの外径は9/16なんですが、ボルト穴が7/16なんですよね。
普通ボルト径(内径)が7/16のヤツって外径(スパナサイズ)は5/8とか、おおきいのになると3/4とかなんですけど。要は薄っぺらいナットなんです。
ちなみにV-T#37-0715です。
手に取った瞬間「なんか弱そう」と思ったんですが…
案の定 一個目なめました(^^;)
やはりこの辺のボルトナットはフランジ付きの純正が一番良いようです。 (ものすごく高いけど)

これでようやく先が見えてきたので今日はここまで…

続く

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続きです。

どうするもこうするも、もうこのまま組むわけにもいきません。
よく見ると反対側(キャブ側になります)も
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こんな感じです。
こっち側にもPinが擦れてるんでしょうか?
大体、Pinを留めているはずのピストンピンロックリングはどこへ行ってしまったのでしょう?
擦れてなくなってしまった?(笑)
それともクランクケースの中に落ちて…

それってかなりヤバイ状態では?

とりあえずシリンダーを外す準備をします。
シリンダーを抜き取る際に、万が一ロックリング(若しくはその残骸)が残っていて、クランクケースに落ちてしまうのを避けるため、ピストンが見えてくる前にクランクケース側に養生します。
そぉっとシリンダーを抜きました。
養生した布の上にはなにも落ちてきませんでした。

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Pinが飛び出してきています。

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反対側(キャブ側) ロックリングは付いてます。

ピストンピンプーラーでPinを抜きます。
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リングは入っていませんでした。
ピストンの壁の傷が気になります。

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反対側の傷。
なぜこんな傷が???

ロックリングはいずこへ???

悩んでいても進みません。
とにかくロックリングを探さないとなりません。
入れ忘れたのか?それとも既にクランクケースの中に落ちていて、奇跡的にどこかでじっとしてるのか?

皆さんご存じの通り、ハーレーの潤滑方式はドライサンプです。
クランクケースの中にはオイル溜まり(つまりオイルパン)はありません。
ですからほとんどクランクケースの中にはオイルは無いのですが、それも少しは残っています。
オマケにクランクケースは上下分割ではなく左右分割のため、底を開けて確認という手は使えません。
もちろん上から覗いて見た感じではなにもわかりません。
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はたしてロックリングは落ちているのか?
まずはマグネットが先に付いた棒でクランクケースの中を探ってみました。
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破片でも見つかれば、即クランクケースを割る覚悟をしなければなりません。
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が…

非常に細かい鉄粉?は付いてくるのですが、固まりの様なモノは一つも付いてきません。
鉄粉と言っても細かくてフィルターも抜けていくくらいのモノです。
もしかしたら入ってない(つまり自分が付け忘れた)可能性が大きくなってきました。

と言っても確信はありません。
本当に安心(確認)するためには、クランクケースを割って中を確認する以外のすべは無いのです。
(富良野の師匠には絶対割った方が良いとまで言われましたが)
割るのはイイのですが(イクナイぞ)、もし割ったとしても、再び組み立てるスキルも工具もありません。

ここは「リングの欠片」が出てこないことを祈りつつ、それでも探すしかありません。

それと、傷ついてしまったシリンダーは自己治癒しませんので、新たなシリンダーとピストンを手配しなければなりません。

003Overとはいえ、折角の純正シリンダーをおシャカにしてしまった悲しみを堪え、急いでシリンダーとピストン、リングを発注しました。
到着のタイミングは、54B師が再び我が街に来られる2日前!
それまでにクランクケースの中にロックリングが落ちていないことを確認して、
新しいシリンダー、ピストンのSetupを完了せねばならないのです。

今回注文したシリンダーはDSのスタンダードサイズ。ピストンもDS、リングはハスティングです。
DSのCatalogを見るとシリンダーのボアがピストンより0.02inch位小さいんです。
注意書き?を訳してみると、どうやら使う前にボーリングorホーニングをちゃんとやってから使え とあります。
と言うことはモノが到着してからすぐに内燃機やに持ち込んで、合わせないとイケナイと言うことです。
益々時間がありません。

そんな中、54B師がFXBにて我が街に到着されました。
歓待もそこそこに早速グラージで件のシリンダーとピストンを診てもらいました。
じっくりと眺めること数十分、師の見立ては「付け忘れじゃないか?」とのことでした。
まずは一安心…
その後少しでもNewシリンダーの仕上がりを早くするために、富良野の師匠に、地元の内燃機やで信用できるところを教えてもらい、飛び込みでシリンダ仕上げの予約&相談に行きました。
溝が掘れたシリンダーとピストン持って。
事情を説明し件のブツを見せ、見解をお聞きしたところ、まず間違いなくロックリングの付け忘れだろうと言われました。(^。^;)ホッ
これでクランクケースを割らずに組み直す決心がつきました。

となると、シリンダーが来るまでの間に、少しでもクランクケース内、オイルタンク内をきれいにしておかなければなりません。
なんたってあれだけ削れてるんですから、その粉?は尋常ではない量と思われます。
清掃という意味でも、本当はクランクケース割って隅々まできれいにしなければならないとは思うのですが…

まずは灯油、ガソリン、ゆるゆるのオイル(ホムセンで売ってる一番ゆるいヤツ5W20)を用意しました。
オイルタンク内のオイルを抜いて、灯油で洗います。
その後ガソリンで灯油を飛ばし、乾かします。
これでタンク内はきれいになりました。

次はクランクケースです。
最初は灯油をクランクケースいっぱいに満たします。
マグネットの指示棒を中に入れて出来る限り攪拌しながら金属粉を取り除きます。
ゆっくりキックを下げてクランクを回して、またマグネットで金属粉を探します。
時間をおいて、何回かこの作業を繰り返し、マグネットには金属粉が付かなくなりました。
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改造した灯油ポンプ(しょう油ちゅるちゅる?)で出来る限り灯油を抜き去り、
次にガソリンで満たします。
ガソリンは浸透性が高いのでガスケットを傷めそうです。
すぐにまたポンプで吸い上げます。
最後はゆるいオイルを入れてゆっくりとですが何回もクランキングさせオイルを回します。
ある程度クランキングした後、またマグネット指示棒を突っ込み金属粉の有無を確認。
まだ少しあったので、再び灯油から…
3工程ほど繰り返すとマグネット指示棒には一切金属粉が付かなくなりました。
これでようやくシリンダーを組むことが出来ます。

この作業が終わったのがお盆も過ぎた19日の夜中…


しばらく更新が滞ってました。
記事はほぼ一ヶ月ぶり、Headlineにちょこっと書きましたが、オイル下がりの症状が出て、そこから大変な事実が発覚!
完結編として一気にUPします。

前回までで異音はプライマリー付近から出てるのではないかと、プライマリー&クラッチをバラし再組付しました。
その後は一時、異音が消えたような気がしたのですが、はっきり確認する前に新たな不具合が露呈しました。

リアの燃焼室オイルでベタベタ→失火→オイル下がりの症状 です。
アクセルオフ時にリアマフラーからポッポッと白煙が!
白煙の出方からバルブ周りの不具合のようです。
キャブを外してインテークからバルブを見てみると・・・

フロント側
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きれいです。

リア側
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走行500km未満でこれですか!
間違いなくシールがイカれてます。

思い当たる節が無いでもない・・・

実はバルブシールを組むとき、どのバルブかは忘れましたが、ロアカラーを入れ忘れてシールを組んでしまい、
一旦組んだバルブシールを外して組み直したバルブがあるのです。
慎重にやったつもりだったのですが、どうやら傷つけてしまっていたようです。

多少のオイル下がりなら目もつむれると思ったのですが、失火するほどオイルまみれになると放ってはおけないです・・・

10日には遠軽でのMTGが控えています。それまでには絶対直さないとなりません。
意を決し、必要なパーツを揃えてRearHeadを再び開けることにしました。

54B師に頂いたVITONのシールは予備がありません。
ので、とりあえず純正タイプのシールを用意しました。
そうそうヘッドを開けることは無いと思うので「仮末代」の予感ひしひしですが(自爆)
フロントヘッドのクラック修理もあるので、ヘッドを完全に直すときにはリアもきちんとやり直すということで今回はOKとします・・・
不本意ですが。

エンドの時間も差し迫っているので、バルブスプリングコンプレッサーを富良野の師匠のところまで借りに行く時間はありません。
ぴったりと合うコマがあるかどうかはわかりませんが、アストロでコンプレッサー買ってきました。
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早速上から順番に外していきます。
メーター→タンク→コイル。 バッテリーの端子を外すのも忘れずに。
キャブは取り外し済みだったので早かった。

前回からほとんど時間が経っていないので、サクサクと作業は進みました。

いよいよヘッドに手を掛けます。
各ボルトにはスレッドコンパウンドをしっかり塗ってあったせいか、カジりもなく緩んだ後のボルト類はスルッと抜けてきました。
軽くヘッドをゴムハンマーで叩いて浮かせます。
これも組み付けからそう時間が経っていないせいか、簡単に浮いてきました。
燃焼室は既にカーボンが付いていました。(この辺りから写真を撮ってません)
バルブへのカーボン噛み込みは確認できませんでした。

ロッカーカバーナットも固着は無く、順番に外していきます。
ナットを全部外した後はひっくり返してヘッドからロッカーカバーを外し、バルブスプリングとご対面です。
こんなに早くまたバルブスプリング、ロッカーアームにお目にかかるとは思ってもいませんでした(自爆)

購入したバルブスプリングコンプレッサーのコマをカラーにあててみて、ちょうど良いサイズを探ります。
どうやら25mmのコマがちょうどカラーのくぼみに収まるようで、一安心。

コンプレッサーをきっちりセットするのにちょっと手間取りましたが、ヘッドを膝の上に置いてなんとかセット。(万力+プラグ穴を使ってヘッドを固定するジグがあるとかなり便利でしょう タブン 欲しい…)
バルブの向きを間違えないようしっかり印を付けてスプリングを縮めていきます。
スプリングが縮んで、コッターを外しバルブが回らないよう気をつけてカラーとスプリングを外します。
この時点ではまだバルブは落ちていかないので(結構キツイ)、ヘッドを作業台に置き、バルブが落ちていかないよう燃焼室側に詰め物を置きます。
シールはがっつりとガイドに入っていますのでバルブステムに傷を付けないようプライヤー、ラジオペンチでゆっくりと外していきます。
うーん…見た目には傷が付いているようには見えませんが…
ヘッドとガイドのクリアランスが過大でそこからオイルが落ちてきているとすれば全く無駄な作業なんですが、ここは自分の腕が悪かったと信じて(笑)新しいシールを入れます。

いきなりのヘッド開けだったので、用意できたのは純正タイプのシールでした。
これでも全然問題ないとは思いますが、一つだけ種類が違うと言うのもあんまり気持ちが良いモノではありません…
が、背に腹は代えられない と今回はこのまま行きます。
今度は傷を付けないよう、コッターの嵌る溝を何かで保護しないとなりません。
インストーラーと共にココのところのキャップは売っているのですが、今回は間に合いませんでした。
そこで今回使ったのは電線とかの絶縁に使うヒシチューブ!
ちょっと厚手ではありますが、溝で傷つけるよりは全然マシ!と思われます。
ロアカラーを入れて ←前回忘れたせいで…
ちょうど良い太さのモノがありましたのでバルブステムに被せターボライターでゆっくりと熱して収縮させます。
イイ感じで溝を隠してくれました。
(相変わらず集中してやってたので写真は撮ってません(^^;) )
シールの挿入も引っかかり一つなく、上手く収まってくれました。

残りのスプリング、アッパーカラーをセットし、再びコンプレッサーでスプリングを縮め、コッターをセットすれば終了。
コッターの隙間は両方同じようにするのを忘れずに(これがけっこう大変)

ヘッドとロッカーカバーの接触面はガスケットフィットのおかげか、ガスケットはきれいに剥がれており、セラミックのスクレーパーで軽くなぞるだけで処理終了です。

ここまで来ればもう終わったも同然?

ヘッドのスタッドを曲げないようにまっすぐロッカーカバーに下ろしていき、ひっくり返して、マニュアルに書いてある通りにナットを締めていきます。
もちろんトルクレンチを使ってしっかりとトルク管理します。

再びひっくり返してヘッドとシリンダーの接触面の仕上げ。
ココも古いガスケットがこびりついていることもなく、セラミックスクレーパー&軽くオイルストーンで終了。

続いてシリンダー側もガスケット剥がしを・・・と思い
キックアームを踏みつけながらピストンを上げて、下げて…下げて…アレ?

なんですか?これ?
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傷って言うか…溝なんですけど?
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一体何がどうなってるのか?
つかかなりヤバイ状態じゃないでしょうか?
でも走ってたよなぁ…この状態で。

慌てて54B師にメールします。画像添付して。
速攻返事が来て…
エンジン掛けるな! ピストンピンが飛び出してる!

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

なんで?
この瞬間、遠軽闇ちょへはスタ次で行けないことが決定しました。

それどころかもっと大変な事になってるかもしれない事を、この時はまだ認識していませんでした…



続きます。




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